本の詳細
丹心/まごころ
- 著者
- 仁科 斂
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2026年7月15日
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
読みどき
廃墟を美術館に変える計画から、中国の現在を見渡す。
建築家の助手が住民の立ち退きに奔走するなか、資本、芸術、生活の欲望がぶつかります。複数の言語と文化が交わる場所で「まごころ」が何を意味するのか、都市の変化と一緒に考えられる小説です。
週末や余裕のある日に 読み始めやすい
向いている人
中国の現代社会、建築と再開発、文化の境界を、善悪に整理されない群像から読みたい人。
合わない人
人物や利害が交差する物語より、一人の主人公だけを追う簡潔な筋立てを好む人。
読後に小さく試せそうなこと
美術館計画に関わる人物ごとに、守りたいものを一語でメモする。
選書理由
第175回芥川龍之介賞の候補作。発表日の2026年7月15日に単行本が刊行され、候補作と新潮新人賞受賞作を一冊で読めるため選びました。