丹心/まごころ
丹心/まごころ
廃墟を美術館に変える計画から、中国の現在を見渡す。
建築家の助手が住民の立ち退きに奔走するなか、資本、芸術、生活の欲望がぶつかります。複数の言語と文化が交わる場所で「まごころ」が何を意味するのか、都市の変化と一緒に考えられる小説です。
週末や余裕のある日に 読み始めやすい
編集メモ: 候補として強い
読みどき
「第175回芥川賞候補作」に合う本4冊と選書棚0件を紹介します。 今の気分や使える時間に合う一冊を、よみどきから探せます。
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丹心/まごころ
廃墟を美術館に変える計画から、中国の現在を見渡す。
建築家の助手が住民の立ち退きに奔走するなか、資本、芸術、生活の欲望がぶつかります。複数の言語と文化が交わる場所で「まごころ」が何を意味するのか、都市の変化と一緒に考えられる小説です。
ソリティアおじさんがいた頃
元同僚の訃報が、動かなかった日常に次の一手をつくる。
京都の味噌会社で働く女性が、かつての同僚の死をきっかけに、続けてきた仕事と恋人との関係を見つめ直します。大事件ではなく小さな決断が人生の向きを変える物語なので、立ち止まった感覚があるときに読みやすい一冊です。
悪い血
身体から抜き取られた血が、選ばなかった過去を呼び戻す。
採取された血を取り戻しに病院へ向かうという行動を軸に、主人公が選択を避けてきた過去と向き合います。身体と記憶、罪悪感が近い距離で重なるため、短い小説を濃く読みたい夜に向きます。
アンチ・グッドモーニング
「よく生きよう」という善意が、眠れない夜を増やしていく。
職場のチャット、ウェルビーイング施策、丁寧な暮らし。良さそうな言葉が逃げ場のない圧力に変わる感覚を、不眠の会社員の視点から描きます。通知や自己改善に疲れたとき、何から距離を取るべきか考える入口になります。