よみどき 今読む理由で、本を選ぶ

子どもの目で読む、不思議な世界

自然の謎、昔話、子どもを描く視線を会話に変える6冊

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においの秘密、野生のクマ、森の疑問、昔話の暗がりには、子どもの好奇心を刺激する少しの怖さがあります。そこへ、絵本作家が子どもの姿をどう見つめ、描いたかをたどる一冊を加えました。安全な場所で一緒に読み、なぜだろう、どう見えた、と話すための本棚です。

子どもと一緒に本を楽しみたい大人、科学と物語を行き来したい人、子どもの視点を描く創作に関心がある人。

休日の読み聞かせ、自然観察の前後、少し長く話せる夕食後に。怖さを感じたら途中で止めて会話を挟みます。

掲載本

詳しい紹介

においの謎を追う

においのふしぎ

こどもにおいのふしぎ / 東原 和成

いつものにおいを、鼻と脳の科学から見直す。

雨上がりや食卓など、毎日の中で気づくにおいを入口に、嗅覚と記憶、感情、おいしさの関係まで親子で話を広げられます。クイズや身近な疑問から始まるので、生命科学の最初の一冊に向きます。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

なぜから自然を知る

しぜんの ぎもん

はじめての なぜなにふしぎ えほん しぜんの ぎもん / てづか あけみ

花の色から月の姿まで、子どもの「なぜ?」を一緒にたどる。

植物、大地、空、宇宙と、身の回りから遠い世界まで自然の疑問を一冊で行き来できます。答えを覚えるだけでなく、散歩や空の観察へ戻って確かめる読み方がしやすい絵本です。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

クマとの境界を学ぶ

出合ったらどうする? クマ

出合ったらどうする? 野生のほ乳類 ①クマ / 山﨑 晃司、ゴトウ ノリユキ

怖がるだけでなく、クマの生態と出合ったときの行動を知る。

クマの出没を単なる恐怖として終わらせず、生態、環境の変化、出合った場合の対応をつなげて考えられます。山歩きの前だけでなく、野生動物と人の距離を家族や教室で話すきっかけになります。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

子どもを描く目を知る

子どもを描く 林明子の世界

子どもを描く 林明子の世界 / 福音館書店編集部

ラフと試行錯誤から、子どもの心を描く仕事に近づく。

完成した絵本だけでは見えにくい、作品ごとの工夫や試行錯誤をラフ、エスキース、愛読者の言葉とともにたどれます。好きな絵本を読み直す視点と、創作を続けるための手がかりが同居する一冊です。

週末や余裕のある日に 関心がある人向け 編集メモ: 候補として強い

昔話の森を歩く

ヘンゼルとグレーテル

ヘンゼルとグレーテル / スティーヴン・キング、モーリス・センダック、穂村 弘

お菓子の家の暗がりを、キングの文とセンダックの絵で読み直す。

よく知られた昔話だからこそ、語り手と絵が変わることで恐ろしさや子どもの賢さがどう見え直すかを味わえます。子どもとの読み聞かせにも、大人が絵と言葉の組み合わせを楽しむ時間にも向きます。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

小さな命と出会う

はむほん

はむほん ハムスターのほんねがわかる本 / ふじもと めぐみ、今泉 忠明

小さな仕草の理由を知って、ハムスターとの暮らしを見直す。

マンガと解説の100問100答なので、気になる行動から少しずつ読めます。かわいさを眺めるだけでなく、行動や心理を知り、飼い方を振り返るきっかけにできる一冊です。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

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