本の詳細
ゾンビ回収婦
- 著者
- 小砂川 チト
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2026年7月9日
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
読みどき
AIに仕事を奪われたあと、仮想世界で「役割」を拾い直す。
殺されたゾンビの骸を回収する仕事という強い設定から、評価されない労働や、期待された役割を引き受け続ける感覚へ踏み込みます。AIと仕事の変化が身近になった今、現実と仮想の境目を通して働く意味を考えたいときの一冊です。
週末や余裕のある日に 読み始めやすい
向いている人
AI時代の仕事、見えにくい労働、他人から与えられる役割を、現実とは少しずれた物語から考えたい人。
合わない人
ゾンビや仮想世界の設定を避けたい人、現実に即した職業小説だけを読みたい人。
読後に小さく試せそうなこと
主人公が現実と仮想世界で任される「仕事」の違いに印をつけながら読む。
選書理由
2026年7月15日に発表された第175回芥川龍之介賞の受賞作。AIと労働を結ぶ同時代性と、短い時間で強い世界に入れる中篇として選びました。