よみどき 今読む理由で、本を選ぶ

話題の新刊

「話題の新刊」に合う本9冊と選書棚1件を紹介します。 今の気分や使える時間に合う一冊を、よみどきから探せます。

9冊の棚

話題の新刊

小説・新書・エッセイから選ぶ、いま読まれている9冊

2026年春から夏に刊行され、週間ベストセラー、書店ランキング、重版実績など複数の動きが確認できる新刊を集めました。小説だけでなく、新書、エッセイ、ノンフィクションを横断し、評判が固まりきる前に自分で読むための棚です。

津田日記

津田 篤宏

津田日記の書影

津田日記

津田日記 / 津田 篤宏

仕事も家族も飲み会も、感情むき出しの365日。

ダイアン津田篤宏が2025年の毎日を一日も欠かさず綴った日記エッセイです。完成された成功談ではなく、仕事の手応えや不満、家族との出来事が混ざる日常を、短い単位で少しずつ読めます。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

星野源論

戸部田誠(てれびのスキマ)、つやちゃん、小田部仁

星野源論の書影

星野源論

星野源論 / 戸部田誠(てれびのスキマ)、つやちゃん、小田部仁

音楽・演技・文筆を、芸能史と音楽批評でつなぎ直す。

星野源の多面的な表現を、芸能史と音楽批評の二方向から読み解く新書です。個々の曲や出演作の感想から一歩進み、どんな文化的な流れと設計が表現を支えているのかを知りたい時に向きます。

週末や余裕のある日に 関心がある人向け 編集メモ: 候補として強い

80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間

林 真理子

80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間の書影

80代になるとたいていボケるか死ぬ。

80代になるとたいていボケるか死ぬ。70代は神様から与えられた特別な時間 / 林 真理子

先の不安より、70代の今日をどう面白くするか。

健康、おしゃれ、仕事、お金、人間関係、趣味を題材に、72歳の著者が人生の次の段階を楽しむ考え方を率直に語る新書です。年齢を重ねることを深刻にしすぎず、今できることへ目を戻したい時に読めます。

平日夜でも読めそう 読み始めやすい 編集メモ: 優先的に紹介

精神科医おどおど日記

駒木 爽

精神科医おどおど日記の書影

精神科医おどおど日記

精神科医おどおど日記 / 駒木 爽

閉鎖病棟の24時間を、現役精神科医の目線から知る。

精神科救急病院で働く医師が、患者とのやりとりや当直の現実を記したノンフィクションです。病名の解説だけでは見えにくい、閉鎖病棟で働く人と治療を受ける人の日常を知る入口になります。

週末や余裕のある日に 関心がある人向け 編集メモ: 優先的に紹介

多類婚姻譚

凪良 ゆう

多類婚姻譚の書影

多類婚姻譚

多類婚姻譚 / 凪良 ゆう

「一緒に生きる」を、五つの価値観の衝突から考える。

結婚を入口に、ジェンダー、金銭感覚、世代間格差、成育環境など、近い相手ほど難しい価値観の違いを描く五つの物語です。短編ごとに区切りながら、いまの関係性を考える話題作に入れます。

週末や余裕のある日に 関心がある人向け 編集メモ: 優先的に紹介

ファイア・ドーム 上

辻村 深月

ファイア・ドーム 上の書影

ファイア・ドーム 上

ファイア・ドーム 上 / 辻村 深月

事件より速く燃え広がる「噂」を、町の内側から追う。

25年前の誘拐殺人事件と、事件を消費する報道や噂が町に残した火種を描く長編ミステリーの上巻です。SNSで誰もが事件の語り手になれる現在と重なる題材を、刊行直後のいま腰を据えて読めます。

腰を据えて読みたい 読む体力が必要 編集メモ: 候補として強い

ファイア・ドーム 下

辻村 深月

ファイア・ドーム 下の書影

ファイア・ドーム 下

ファイア・ドーム 下 / 辻村 深月

新たな失踪事件から、町に残る火の粉の正体へ。

上巻で広がった人物と事件の線が、新たな少年失踪事件を通して25年前の未解決の事実へ近づく下巻です。噂に巻かれる側だけでなく、噂を生み広げる側にもなり得る怖さを最後まで追えます。

腰を据えて読みたい 読む体力が必要 編集メモ: 候補として強い

夏帆─The Tale of KAHO─

村上 春樹

夏帆─The Tale of KAHO─の書影

夏帆─The Tale of KAHO─

夏帆─The Tale of KAHO─ / 村上 春樹

発売直後の熱気の中で、村上春樹の新しい主人公に出会う。

2026年7月に刊行された、村上春樹による女性単独主人公の初長編です。奇妙な出来事に巻き込まれる絵本作家・夏帆を追いながら、喪失と再生を描く新作を、評判が固まりきる前のいま読めます。

週末や余裕のある日に 関心がある人向け 編集メモ: 候補として強い

ブティック

池井戸 潤

ブティックの書影

ブティック

ブティック / 池井戸 潤

銀行を辞めた先で、働く意味と新しい希望を探す。

エリート街道から突然外された若手行員が、退職後に新しい道を探す長編小説です。組織の理不尽さと再出発を描く池井戸潤の新作として、仕事の現在地を考えたい時期に読めます。

腰を据えて読みたい 読む体力が必要 編集メモ: 候補として強い