よみどき棚
こころを言葉にできない日に
感情、関係、家族の揺らぎに輪郭を与える7冊
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うまく説明できない気持ち、誰かとの距離、家族や社会の枠に収まりきらない関係を、さまざまな角度から見つめます。感情の扱い方を学ぶ本と、簡単には答えを出さない物語や日記を並べ、言葉になる前のこころに静かに付き合うための棚にしました。
誰向けの棚か
気持ちを整理したいのに適切な言葉が見つからない人、身近な人との関係を急いで結論づけたくない人。
どんなときに読む棚か
会話のあとに気持ちが残った夜、日記を書き始める前、ひとりで静かに過ごしたい週末に。
掲載本
詳しい紹介
SEL感情学習アクティビティ
感情の扱い方を学ぶ
SEL感情学習アクティビティ
感情に気づき、言葉にし、関わり方を練習する。
感情や人間関係について、説明を聞くだけでなく活動を通して学ぶための実践書です。教室や集団の状況に合わせて、対話の入口となる小さな活動を探したい時に役立つ候補です。
泥む
揺れる心を見つめる
泥む
飴ノ町商店街で、人を動けなくする執着の形を追う。
同じ商店街を舞台にしながら、一人称の語り手が変わることで、執着する人の内側と周囲からの見え方を重ねて読めます。一編ずつ区切りつつ、場所と人物のつながりを探す楽しみがあります。
句集 手花火
言えない思いを灯す
句集 手花火
手花火のような一瞬を、五七五の言葉でつかまえる。
50句を味わうだけでなく、対談や座談会、添削を通して、見た光景がどのように短い言葉へ変わるのかを追えます。俳句に親しみのない人も、一句ずつ区切って読みやすい構成です。
ぼくたちの告白
告白の重さを読む
ぼくたちの告白
迷宮入りした転落死と、15年後の小説。告白のどこに罠があるのか。
学校で起きた事件と、年月を経て公開された小説が重なり、記憶と語りの信頼性を追う読み方ができます。人物の言葉や時系列を整理しながら、仕掛けに向き合いたいときのミステリーです。
津田日記
日々の声に寄り添う
津田日記
仕事も家族も飲み会も、感情むき出しの365日。
ダイアン津田篤宏が2025年の毎日を一日も欠かさず綴った日記エッセイです。完成された成功談ではなく、仕事の手応えや不満、家族との出来事が混ざる日常を、短い単位で少しずつ読めます。
精神科医おどおど日記
心の現場を知る
精神科医おどおど日記
閉鎖病棟の24時間を、現役精神科医の目線から知る。
精神科救急病院で働く医師が、患者とのやりとりや当直の現実を記したノンフィクションです。病名の解説だけでは見えにくい、閉鎖病棟で働く人と治療を受ける人の日常を知る入口になります。
多類婚姻譚
関係の形を問い直す
多類婚姻譚
「一緒に生きる」を、五つの価値観の衝突から考える。
結婚を入口に、ジェンダー、金銭感覚、世代間格差、成育環境など、近い相手ほど難しい価値観の違いを描く五つの物語です。短編ごとに区切りながら、いまの関係性を考える話題作に入れます。