よみどき棚
絵を見る、本を読む
絵本、イラスト、俳句、音楽から視覚と言葉を往復する6冊
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文章を追う目と、色や形を味わう目を行き来させる本棚です。絵本作家の仕事、昔話の図像、極彩色のイラスト、手花火の光、音楽をめぐる表現を並べ、本が視覚や記憶にどう働きかけるのかを考えます。美術の知識がなくても、一頁を長く眺めることから始められます。
誰向けの棚か
文章だけでなく装画や挿絵も味わいたい人、絵本やデザインの見方を深めたい人。
どんなときに読む棚か
美術館や書店へ行く前、画集を開きたい静かな午後、親子で一枚の絵について話す時間に。
掲載本
詳しい紹介
ギブミ~!トモタカ作品集 萬事満福
極彩色の画面を味わう
萬事満福
眺める時間そのものを、色と形で満たす作品集。
文章を読み進める気力がない日にも、ページを開いて視覚表現に浸れる作品集です。気になった色や線、モチーフから自由に見始められ、いつもの読書とは違う感覚を本棚に呼び込めます。
子どもを描く 林明子の世界
絵本作家の目を知る
子どもを描く 林明子の世界
ラフと試行錯誤から、子どもの心を描く仕事に近づく。
完成した絵本だけでは見えにくい、作品ごとの工夫や試行錯誤をラフ、エスキース、愛読者の言葉とともにたどれます。好きな絵本を読み直す視点と、創作を続けるための手がかりが同居する一冊です。
ヘンゼルとグレーテル
昔話の絵を読む
ヘンゼルとグレーテル
お菓子の家の暗がりを、キングの文とセンダックの絵で読み直す。
よく知られた昔話だからこそ、語り手と絵が変わることで恐ろしさや子どもの賢さがどう見え直すかを味わえます。子どもとの読み聞かせにも、大人が絵と言葉の組み合わせを楽しむ時間にも向きます。
本は誰かを連れてくる
本の姿を考える
本は誰かを連れてくる
一冊の向こうにいる誰かと、静かに出会い直す。
本を読む行為が、人や記憶との思いがけない出会いにつながることを味わえる読書エッセイです。次に何を読むか迷う時や、読書そのものへの気持ちをゆっくり戻したい時に開けます。
句集 手花火
光と余白を眺める
句集 手花火
手花火のような一瞬を、五七五の言葉でつかまえる。
50句を味わうだけでなく、対談や座談会、添削を通して、見た光景がどのように短い言葉へ変わるのかを追えます。俳句に親しみのない人も、一句ずつ区切って読みやすい構成です。
星野源論
音楽を言葉で描く
星野源論
音楽・演技・文筆を、芸能史と音楽批評でつなぎ直す。
星野源の多面的な表現を、芸能史と音楽批評の二方向から読み解く新書です。個々の曲や出演作の感想から一歩進み、どんな文化的な流れと設計が表現を支えているのかを知りたい時に向きます。