本の詳細
想像ラジオ
- 著者
- いとうせいこう
- 出版社
- 河出書房新社
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
- 東日本大震災後
- DJアーク
- 死者の声を聴く
- 災害を忘れないために
- ラジオを聴く夜に
あらすじ
海辺の杉の木の上から、DJアークが深夜のラジオ番組を放送する。その声は誰に届き、語り手はどこにいるのか。東日本大震災後、生者が死者の声を聴くことの難しさを描く。
あらすじの参考資料: 河出書房新社 (2026-07-22確認)
読みどき
災害で失われた人の声を、聞こえたつもりにならず想像するにはどうすればよいか考えたいときに。杉の木の上から届くDJアークの放送と、聴く側のためらいを読めます。
平日夜でも読めそう 読み始めやすい
向いている人
東日本大震災後の死者と生者の距離を、ラジオという声の形式から静かに考えたい人。
合わない人
震災、津波、死者の声を扱う内容を今は避けたい人には負担があります。
読後に小さく試せそうなこと
DJアークの声が誰へ呼びかけ、誰には届かないのかを最初の放送で確かめる。
選書理由
死者の声を代弁したと断定せず、聴こうとする生者の責任と想像力の限界を残すため選びました。