本の詳細
悼む人
- 著者
- 天童荒太
- 出版社
- 文藝春秋
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
- 死者を悼む旅
- 記憶する生者
- 待つ家族
- 大切な人を偲ぶ日に
- 静かに読める休日に
あらすじ
亡くなった人をその場所で悼むため、全国を歩く坂築静人。夫を殺して服役した女、人を信じない記者、末期癌の母らが彼と関わり、生者が死者を記憶する意味を問い直す。
あらすじの参考資料: 文藝春秋BOOKS (2026-07-22確認)
読みどき
亡くなった人を何によって覚えておくのか考えたいときに。死者のいた場所を歩く静人よりも、彼を疑う記者、救いを求める女性、帰りを待つ家族の反応から読めます。
腰を据えて読みたい 読む体力が必要
向いている人
死者を悼む行為を無条件に肯定せず、それに触れた複数の生者がどう変わるかを読みたい人。
合わない人
殺人、病死、災害など多くの死に触れる長編を今は避けたい人には向きません。
読後に小さく試せそうなこと
静人が死者について必ず尋ねることを一つ拾い、自分なら何を答えるか考える。
選書理由
個人の善行として閉じず、悼む姿を見た人々の疑いと痛みまで含めて死者の記憶を考えられるため選びました。