本の詳細
八月の銀の雪
- 著者
- 伊与原新
- 出版社
- 新潮社
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
- 科学と日常
- 就職活動の孤独
- 異文化の隣人
- 八月の夜に
- 雪を待つ季節に
あらすじ
就職活動に行き詰まる理系学生の堀川は、コンビニで働くベトナム人女性グエンと出会う。地球の内側や雪の結晶など、科学の事実が傷ついた人の心へ届く瞬間を描く五つの物語。
あらすじの参考資料: 新潮社 (2026-07-22確認)
読みどき
自分の悩みから視線を少し遠くへ移したい日に。地球の内側や雪の結晶といった科学の事実が、就職活動に行き詰まる学生と異国で働く人の見える世界を変えていきます。
週末や余裕のある日に 読み始めやすい
向いている人
科学知識を問題の即効薬ではなく、孤独な人物が世界を見直す小さな足場として読みたい人。
合わない人
科学の話題を避けたい人や、知識によって人物の問題が明快に解決する物語を求める人。
読後に小さく試せそうなこと
最初の一編で、堀川がグエンについて思い込んでいたことを一つ見つける。
選書理由
理系の知識を説明で終わらせず、異なる孤独を持つ人同士の会話へ静かに届かせるため選びました。