本の詳細
失われた町
- 著者
- 三崎亜記
- 出版社
- 集英社
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
- 消える町
- 災厄後の記憶
- 世代をつなぐ人々
- 故郷を思う日に
- 長い休みの読書に
あらすじ
三十年に一度、一つの町から住民がまるごと消える。大切な人を失った者たちは月ケ瀬に集まり、次の消滅を止めようとする。異なる時代の記憶が重なり、失われた町の輪郭が現れる。
あらすじの参考資料: 集英社 (2026-07-22確認)
読みどき
暮らした場所が失われても、記憶はどこに残るのか考えたいときに。三十年ごとの町の消滅を止めようとする人々を、複数の時代と世代がつながる長い喪失の物語として追えます。
腰を据えて読みたい 読む体力が必要
向いている人
町が消える仕組みへの想像力と、残された人が大切な人の不在を抱える時間の両方を読みたい人。
合わない人
大規模な消失や死別の描写を今は避けたい人、時代をまたぐ複数視点の物語が苦手な人。
読後に小さく試せそうなこと
最初に語られる消滅で、町そのものと残された人の記憶のどちらが強く描かれるかを見る。
選書理由
災厄を設定の謎だけにせず、失われた土地と人を記憶し続ける世代の営みへ結ぶため選びました。