本の詳細
天地明察
- 著者
- 冲方丁
- 出版社
- 角川書店
発売日は openBD の書誌データに基づきます。提供データが年月までの場合があり、日単位では特定できないことがあります。
- 江戸の改暦
- 観測と計算
- 長い共同事業
- 星空を見上げる夜に
- 新しい暦を開く頃に
あらすじ
江戸前期、幕府は長く使われた暦のずれを正し、日本独自の暦を作る事業を立ち上げる。碁打ちの安井算哲は、星を測り計算を重ねながら、失敗の許されない改暦に生涯を懸ける。
あらすじの参考資料: KADOKAWA (2026-07-22確認)
読みどき
暦や時刻を当然の基準として使っていることに気づいた日に。江戸前期の改暦を、星を測り、計算を誤り、仲間と確かめ直す長い仕事として読めます。
腰を据えて読みたい 読む体力が必要
向いている人
歴史を動かす制度の裏側と、観測や計算を積み重ねる人々の試行錯誤を長編で読みたい人。
合わない人
数学や暦の話題を避けたい人、短い時間で結末まで進む物語や合戦中心の時代小説を求める人。
読後に小さく試せそうなこと
算哲が最初に測ろうとするものと、そこで頼る人物を確かめてから読み進める。
選書理由
改暦という制度変更を、失敗を重ねる観測者と彼を支える人々の手触りある仕事として読めるため選びました。